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エニアグラム【基礎編】 Enneagram-Basic |
【心でかかわるフィーリングセンター】
フィーリング(feeling:タイプ2・3・4)は「感覚・感情・気持・感動・同情・愛情・感受性・心がこもった」など様々な意味を持っています。フィーリングセンターは、そういったフィーリングを通して世界や自分とかかわろうとします。
自分がどう感じるか、どう感じたいかということが重要になります。私的には「自分とは何か?」と考えたときに、「自分とは、この心・感情だ。」と思うのではないかと考えています。 |
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フィーリングセンターは、自分に対する他者からの関心を得たいと思っています。フィーリングセンターにとって関心とは、他者から自分に向けられる愛情や賞賛やユニークな気持ちなどです。つまりは自分のことを見ていて欲しいという気持ちが強いです。
フィーリングセンターは、自分がイメージで出している姿と、実態とのギャップを感じると傷つきます。それは「恥」という感覚です。本当の自分の姿、価値がない自分について人に知られたら「それは非常に恥ずかしい」のです。ですからフィーリングタイプは、他人の関心を得るために「こういう自分なら・・・」という自己イメージを自作自演します。本来の自分をひた隠し、自己イメージに同化することによって世界と関わろうとするのです。 |
フィーリングセンターの意識の時針は過去へ向かいます。過去の経験の中で「こういう自分の時には人が関心を持ってくれた。」といった思い出の中から探りだし、人々が自分に求めているイメージとして現在に再現しようとします。
自我の性格構造に縛られていなければ、真に心を開放することができ幸せを感じることができるのですが、逆に自我の性格構造に縛られてしまうと、自我がつくりだす恥の自己感覚に支配されてしまいます。 |
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