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タイプ5について About Type5 |
性格のタイプがタイプ5の方、もしくはあなたの中にあるタイプ5的要素について説明していきます。
【タイプ5の一般的性格言語】
知的 思慮深い |
考えに縛られる。
頭の中に現実を反映し、錯覚する。 |
観察 俯瞰 分析 客観性 |
主観・実際性に乏しい。 気持ちに触れない。 |
冷静沈着 落ち着いている。 理性的 |
冷めてる。 感情に乏しい。 信用しない。 |
鋭い洞察力 本質を見抜く。 解明する。 |
慎重すぎる。 見極めないと始まらない。 |
(知的)好奇心 集中する。 |
考えにしがみつく。 視野が狭まる。
引きこもる。 周りを見ない。 |
機知に富む。 ユーモア |
シニカルになる。 バカにする。 説明を渋る。 |
理論的 計画的 |
机上の空論 行動・実行に乏しい。
自己満足で終わる。 |
革新的 新奇性 |
突飛な マイナー 不可解な |
先見の明 |
先をばかりを見て現実問題から目を逸らす。 |
最小限の快適さ |
ケチ 秘密にする。 非活発 |
人との関係性に執着しない。 |
孤立する。 冷淡 そっけない |
TYPE5
知的で探究心が強く、
クールに考え見渡す人
センター分類
☆思考センター
ホーナイの分類
☆遊離タイプ
ハーモニクス理論
☆合理的タイプ
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【タイプ5が豹変した場合。・・・ストレス下におけるタイプ5の行動・態度】
「意識が散漫になり、見境なく欲しがる。」
タイプ5は、自分のニーズ(needs)を満たすために、普段は上記の性格パターンのように「調べて理解する」が、そうしたやり方でも一向に状況が改善せずに自分のニーズが満たされない場合があります。そうしたストレス下においてタイプ5の中では、わからないことを無くそうと必死になり、それを埋める知識や理論なら何でも飛びつきます。意識が散漫になって落ち着きがなくなります。常にクールで引いていたタイプ5が、急に衝動的に活動過多になります。 |
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【タイプ5の性格パターンの源】
「自分は無能・無力なのではないか。」という恐れ
タイプ5の性格パターンの源は、「自分は無能・無力なのではないか。」という、恐れから始まっています。そのため恐れから身を守るために、「有能さが欲しい。」という暗黙の欲求が生まれてくるのです。一般的にタイプ5は知識の習得や思索にふけり、物事が何であるかを理解することによって、自分を有能にし、それを維持することで恐れから身を守り欲求を満たそうとします。 |
「習熟し有能になることで人や世界に関わろうと決めた」幼児期
自我は2歳くらいから芽生えます。タイプ5にとっての幼児期は、自分に愛情を注いで支えてくれたり、「自分は誰であるか」という認識をするための鏡となってくれる母親のような人やモノと、自分を守ってくれたり導いてくれたり、「世界とは何か」という認識をするための鏡となってくれる父親のような人やモノが自分にあっていないと感じました。両親が求めることが大きすぎて自分にはできないという無力感から、外界と積極的に関わることを止めます。「習熟して有能になりたい。」という気持ちが、知識の収集と思索を求める生き方につながります。 |
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「何かに習熟していて、有能であれば良い。」という暗黙の鉄則
タイプ5は、調査や研究に没頭し思索にふけることでニーズを満たそうとします。理解・準備することで、外界に圧倒されずに自信を持って関われるだろうと無意識に思います。一般的に心が不健全になってくるにつれて「何かに習熟していて、有能であれば良い。」という暗黙の鉄則が強く過剰になってきます。他者の要求が強くなってきて自分のスペースと時間が脅かされるのではないかと思うと、タイプ5は思考を強め、相手に邪魔をさせないように考えることに没頭していきます。しかし、その努力が実を結ばないと、人の無知さを指摘して皮肉を言ったり、こきおろしたりします。 |
【タイプ5の性格パターンから抜け出すために・・・】
「自分の性格パターンに気づく(awareness)という取組」
自分の要求が満たされていない場合、もしかしたら知識の収集や頭の中での理論付けだけで満足していたり、人と関わると自分のエネルギーが吸い取られてしまうのではないかと思っていたり、冷めた目で外界を見て感動できない悲しむことができないという性格のパターンが表れているかもしれません。自分の性格パターンを辞めることはとても重要なことです。そのためにはまず、普段から自分の性格パターンに気づく必要があります。
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「自分の恐れを認め、受けとめるという取組」
特にタイプ5は知識の収集や調査・研究で習熟・納得してから外界と関わろうとします。また、自分のエネルギーは知識の習得と思索使うためにため込んでいなければならない。タイプ5にとってエネルギーを運動や感情など他の事に使うことは大きな恐れです。しかし、実は身体の本能的な感覚やハートのエモーショナルな感覚を使うとエネルギーは逆に溢れてきます。自分の中のそういった嫌な部分を否定せずに、取り組めるようになることはタイプ5にとっての成長の取組となります。 |
「自分の囚われである性格のパターンを手放す。」
自分の恐れを認め、受けとめるという取組ができれば、今度はその恐れからくる性格構造のパターンを手放す取組をしましょう。外界と関わることと9つのタイプの中でもとりわけ身体を使うことが苦手なタイプ5にとって、現実にダイレクトし本能的身体感覚からくる自信を持って世界と関わる生き方をするタイプ8の資質は自分を成長させるためには大変参考になりますし、恐れを手放すことができれば自然とタイプ8の資質が発芽します。タイプ8から「身体性」や「現実的に生きること」などついて学べることはたくさんあります。ただし、タイプ8の言葉遣いや振る舞いだけといった表面的なモノマネだけでは成長につながらないということに注意しましょう。
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【タイプ5とのコミュニケーションのポイント】
☆タイプ5は、自分のスペースと時間を大事にしますので、できるだけベタベタしたり、馴れ馴れしくしたりせず、また、急かしたり追い込んだりせず、適度な距離感と考えるのに十分な時間をあげましょう。
☆タイプ5は、論理的思考の持ち主で自分の考えに自信を持っていますので、感情や気持ちで接するよりも話に筋道を立てて理性的に接した方がよいでしょう。タイプ5の意見を否定すると怒らせたり冷淡に扱われるので、認めたうえで他の選択肢があることを提示しましょう。
☆タイプ5は、多くは活動的ではないので、孤立していたからと言って無理やり引っ張り出すようなことは返って反感を買います。また、コミュニケーションも上手ではないことを留意すれば、それ程タイプ5の言動に反応することもなくなるでしょう。 |
【さらに詳しく知りたい方へ】
自分の性格や成長への取組について更に詳しく知りたい方は、エニアグラムに関する書籍やサイトをご覧になったり、ワークショップに参加されたりすることをお勧めしています。ここでは私がお勧めする書籍・サイト・ワークショップを記しておきます。
☆ 書籍 『エニアグラム-あなたを知る9つのタイプ【基礎編】』
ドン・リチャート・リソ&ラス・ハドソン(高岡よしこ+ティム・マクリーン訳)(角川書店)
☆ サイト&ワークショップ C+F研究所
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