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エニアグラム【基礎編】 Enneagram-Basic


フィーリングセンター(2・3・4)について



 タイプ2は、自我エネルギーを外界に向けます。

タイプ2は人を愛し、助けますが、実は心の奥では自分が愛され、必要とされたいという気持ちからきているのです。しかし、タイプ2は自分が愛されたい・必要とされたいという気持ちは自我レベルでは否定します。
「自分は与える人で与えられるなんてとんでもない」という自己イメージがあるからです。本当は愛され・必要とされたいのに、それが叶わなかった時の恥を感じないために、相手にとって自分が必要な存在となるような愛し・助ける立場になることで見返りを間接的に求めます。相手にとっては時としてありがた迷惑的な感じになるかもしれません。




 タイプ3は、自我エネルギーを内外の両方に向けます。

タイプ3は成功や達成を求めますが、それは人から賞賛や評価を得るためです。地位・名誉・お金・人気といった成功者のイメージを演じることで他者の関心を得ようとします。タイプ3のエネルギーは、
他人を魅了するためにアピールするための輝きとして使われ、一方では成功者としてのイメージを自分に植え付けるための暗示として使われます(「やればできる!」など)。タイプ3にとっての恥は、自分が成功しておらず周りから価値がないと思われることです。成功者が魅力的なのは一部事実ですが、タイプ3にとっては非常に重要です。たとえ物事がうまくいっていなくても、恥と自分の無価値さを感じないために偽りの自分を演じ続けるのです。接する相手にとっては、まるで俳優(女優)のようなつくっているわざとらしさを与えるかもしれません。




 タイプ4は、自我エネルギーを内に向けます。

タイプ4は自分の存在・気持・個性などを大切にしますが、それは自分が特別でユニークな存在であるというイメージを用いて、人からの関心を得たいという気持ちからきています。タイプ4のエネルギーは、
自分の内面の想像の世界を守るために使われます。平凡で全く興味の持てない退屈な日常からは身を引き、自分の想像の中にある美しくて、繊細で、ユニークで、時にはダークな世界をつくり自分を満足させます。タイプ4は自分が平凡であることを恥と感じますので、できるだけ人とは違った態度・考え・行動を起こすことによって自分が特別な人間であるという自己イメージをつくりだします。接する相手にとっては「変わり者」のイメージを与える傾向があります。


             


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