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タイプ7について  About Type7


タイプ7の基本的性格


 性格のタイプがタイプ7の方、もしくはあなたの中にあるタイプ7的要素について説明していきます。


【タイプ7の一般的性格言語】

自由志向 自己中心的 枠から抜け出す。
自然体 無邪気 飾らない からかう。 子供っぽい 節度に欠ける。
情熱的 好奇心 やたら欲しがる。 物質・体験偏重
大量消費 過剰刺激追求
ポジティブ 陽気 楽しむ 立ち直る。 ネガティブさから逃げる。 ハメを外しすぎる。 
浅い充足感 空腹感
活発 行動的 試行錯誤 多忙 せわしない 散漫な
となりの芝生が青く見える。
プランナー アイデアマン
頭の回転・切替が速い
予約でいっぱい 現実問題を軽視 刹那的
ムードメーカー 社交的 盛り上がる。 騒ぎすぎる 馴れ馴れしい
内面の素朴さや落ち込みを隠す。
現実的 客観的 独立している。 目先の実利 さばさばした

TYPE7
自然体で明るく社交的、
自由と幸せを求める人



センター分類
☆思考センター

ホーナイの分類
☆自己主張タイプ

ハーモニクス理論
☆楽観的タイプ



【タイプ7が豹変した場合。・・・ストレス下におけるタイプ7の行動・態度】

「融通が利かなくなり、批判的・シニカルになる。」

 タイプ7は、自分のニーズ(needs)を満たすために、普段は上記の性格パターンのように「自分が愉快になるようにする」が、そうしたやり方でも一向に状況が改善せずに自分のニーズが満たされない場合があります。そうしたストレス下においてタイプ7の中では、情熱を自己抑制に転換させますが逆にフラストレーションとなってしまいます。そのフラストレーションでより意識が散漫になったりより厳格になったりします。熱意は逆に相手に対する批判やシニカルな言動へと変わっていきます。


【タイプ7の性格パターンの源】

「必要なものが得られず満たされないかもしれない。」という恐れ

 タイプ7の性格パターンの源は、「必要なものが得られず満たされないかもしれない。」という、恐れから始まっています。そのため恐れから身を守るために、「必要なものを得て満たされたい。」という暗黙の欲求が生まれてくるのです。一般的にタイプ7は自分を満たしてくれるものなら何でも手に入れえようと欲し、そこから満足感と安心感を得てそれを維持することで恐れから身を守り欲求を満たそうとします。


「必要なものは自分で手に入れて、自分をケアしようと決めた。」幼児期

 自我は2歳くらいから芽生えます。タイプ7にとっての幼児期は、自分に愛情を注いで支えてくれたり、「自分は誰であるか」という認識をするための鏡となってくれる母親のような人やモノに不満を感じました。自分に対するケアが足りないのであれば自分で何とかすればいい。「必要なものを得て満たされたい。」という気持ちが頭の中を常に「楽しみの予約」でいっぱいにし、楽しさを求めて自由に活発に生きる生き方につながります。


「必要なものを手に入れていれば良い。」という暗黙の鉄則

 タイプ7は、自分を満足させてくれそうなものに関わることでニーズを満たそうとします。そうすることで、内面の空虚感を感じずに生きていられるだろうと無意識に思います。一般的に心が不健全になってくるにつれて「必要なものを手に入れていれば良い。」という暗黙の鉄則が強く過剰になってきます。フラストレーションや退屈さを感じ始めると、それを打ち消すために頭の中を楽しいこと(遊びや旅行など)でいっぱいにします。しかし、その努力が実を結ばないと、自分の楽しみを邪魔されている感じがして、より衝動的に楽しさを求め、時には要求しだします。


【タイプ7の性格パターンから抜け出すために・・・】

「自分の性格パターンに気づく(awareness)という取組」

 自分の要求が満たされていない場合、もしかしたら刺激を求めるあまりハメを外しすぎて落ち着きがなくなっていたり、衝動的に無駄な買い物や娯楽にハマっていたり、興奮するあまり生活に不摂生が生じていたりという性格のパターンが表れているかもしれません。自分の性格パターンを辞めることはとても重要なことです。そのためにはまず、普段から自分の性格パターンに気づく必要があります。


「自分の恐れを認め、受けとめるという取組」

 特にタイプ7は自分を明るく陽気にして楽しく生きることで外界と関わろうとします。また、常に楽しみの選択肢を無くさないために予約でいっぱいにし、次から次へとせわしなく活動していくため深い充足感を得ることが難しいです。タイプ7にとってたくさんの楽しみを手放し落ち着いてひとつに集中することは大きな恐れです。しかし、そうすることによってタイプ7が求めていた深い充足感が味わえるようになります。自分の中のこういった嫌な部分を否定せずに、取り組めるようになることはタイプ7にとっての成長の取組となります。


「自分の囚われである性格のパターンを手放す。」

 自分の恐れを認め、受けとめるという取組ができれば、今度はその恐れからくる性格構造のパターンを手放す取組をしましょう。楽しさを求めるために素早く活発に行動するタイプ7にとって、じっくり落ち着いて何かひとつに没頭することが楽しいタイプ5の資質は自分を成長させるためには大変参考になりますし、恐れを手放すことができれば自然とタイプ5の資質が発芽します。タイプ5から「集中」や「専門性」などついて学べることはたくさんあります。ただし、タイプ5の言葉遣いや振る舞いだけといった表面的なモノマネだけでは成長につながらないということに注意しましょう。


【タイプ7とのコミュニケーションのポイント】

☆タイプ7は、テンションが高くてよく喋ります。会話はキャッチボールですから、悪気はない意思を示しながらこちらからも積極的に話すようにしましょう。また、タイプ7は盛り上げようとしますので便乗すると喜びます。

☆タイプ7は、思い立ったら計画しすぐ実行・要求します。プランがよく練られていない場合は、はっきりと断るか落ち着いて指摘するか細部をサポートしてあげる人をつけると良いでしょう。

☆タイプ7は、実は素朴で落ち込みやすいのですがそれを普段は隠しています。そのことを留意していれば、タイプ7がネガティブになっていた時に「らしくない」とは思わずに済みます。


【さらに詳しく知りたい方へ】

 自分の性格や成長への取組について更に詳しく知りたい方は、エニアグラムに関する書籍やサイトをご覧になったり、ワークショップに参加されたりすることをお勧めしています。ここでは私がお勧めする書籍・サイト・ワークショップを記しておきます。

☆ 書籍 『エニアグラム-あなたを知る9つのタイプ【基礎編】』
              ドン・リチャート・リソ&ラス・ハドソン(高岡よしこ+ティム・マクリーン訳)(角川書店)
☆ サイト&ワークショップ C+F研究所


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