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エニアグラム【基礎編】 Enneagram-Basic


本能センター(8・9・1)について



 タイプ8は、自我エネルギーを外界に向けます。

パワフル&タフなタイプ8は、
自我エネルギーを外へ外へ広げようと主張・要求・行動していきます。また、外界からの侵入者を迎撃するかのごとく、自分の怒りをなんらかの攻撃という形で相手にぶつけることによって相手を退けさせ、自分の「強い」という自己感覚とテリトリー(領域)を守ります。相手とかかわる時も自分の領域には立ち入らせない状態で、相手をコントロールしようとします。言葉であれ力であれ態度であれ、相手はまるで威嚇されているような圧迫感を感じることでしょう。




 タイプ9は、自我エネルギーを内外に向けます。

平和と調和を愛するタイプ9、「怒り」とは程遠い感じがしますが、自分のテリトリーを侵害されると相手に攻撃するタイプ8とは違って、タイプ9は自分の内面の城に閉じこもってしまうのです。
表面的には相手に合わせていますが、自分の内面には一切立ち入らせない堅固な城壁を形成します。そして場内にある自分の平和な心の世界を守ろうとエネルギーを注ぎます。タイプ9の抵抗エネルギーは鈍重・怠惰という形で表れます。つまり、動きを鈍くする又は動かないことによって刺激に抵抗します。相手にとっては、タイプ9がふて腐れていたり、怠けているように見えるかもしれません。




 タイプ1は、自我エネルギーを内に向けます。

正しさと高尚潔白を信条とするタイプ1は、環境や事態が自分の中で「正しくない」とか「倫理的でない」などと感じたときに「怒りを感じます。しかし、
タイプ1はその感情を表に出そうとはせず自分の中にしまいこんでしまいます。理性的であることを求めるあまり、まるで怒ることが「悪」であるかのようにもう1人の自分が自分を批判し怒りは抑圧されます。タイプ1にはそういった道徳・倫理・正義感を備えた超自我の監視が常にあるのです。完璧主義的傾向が強いタイプ1には、自他のどんな小さなミスも許しません。厳しい超自我の声が自分を許さないのです。接する相手にとっては几帳面で厳しいタイプ1に息苦しさを感じるかもしれません。


             


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