【自己主張タイプ】
自己主張タイプは、自分のニーズを満たすために積極的に周りに対して影響を与えようとします。自ら進んで行動を起こそうとします。
タイプ3は、他人の関心を得たいというニーズがありますので、「自分がいかに成功している魅力的な人間か」ということをアピールして、他者の関心を引き出そうとします。
タイプ7は、自分を楽しませてくれる必要なものを得たいというニーズがありますので、自分がその場を楽しむために、またはその場を盛り上げるために、様々な行動や働きかけをします。
タイプ8は、相手から影響を受けずに影響を与えたいというニーズがあるので、場の主導権を握ろうとします。場の主導権とは自ら周囲に働きかけることでもありますが、他人の言いなりにならない、流されないといった形で相手に主導権を与えないことでもあります。 |
【追従タイプ】
追従タイプは、相手の役に立つことで自分のニーズを満たそうとします。追従というと「媚びへつらい・おべっか」的であまりイメージは良くはありませんが、自分のルールに従っており必ずしも他人に従っているという意味ではありません。
タイプ1は、「良心的または理性的でなければならない」という超自我の声に従い、ふるまうことで「自分は正しいことをして貢献している」と思います。
タイプ2は、「人を愛し助け支えなければならない」という超自我の声に従い、相手にふるまうことで「相手に必要にされたい」というニーズを満たそうとします。
タイプ6は、「周囲の期待に応えなければならない」という超自我の声に従い、ふるまうことで「安定・安心」というニーズを満たそうとします。 |
【遊離タイプ】
遊離タイプは、自分のニーズを満たすために自らの内面世界に「引き」ます。社会や相手とかかわることをできるだけ避け、自分のニーズを侵害されないようにします。内面世界は「想像・思考・空想」の世界です。
タイプ4は、アイデンティティを大切にするため平凡な日常からは身を引き、個性的な想像の世界に浸ることで自分のニーズを満たします。
タイプ5は、世界や日常をその場から一歩引いて観察し、現象を思考の世界で分析したり論理的に解釈したりして自分のニーズを満たします。
タイプ9は、平和と調和を求めるのでタイプ4・5と比べて人とかかわることは好きですが、場の雰囲気に不協和音が生じると自分の内面の平和な空想の世界に引きこもることで自分のニーズを満たします。 |