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エニアグラム【基礎編】 Enneagram-Basic


本能センターについて


【身体でかかわる本能センター】


 本能センター(タイプ8・9・1)は、身体的感覚(特に腹の感覚)を通して外界の環境や自分の内面と向き合います。頭や心よりも本能で感じとり、本能で決断すると言ったところでしょうか。

 もちろん、本能センターも考えたり、感情的な部分はありますが、最終的な拠り所は自分の身体感覚です。私的には「自分とは何か?」と考えたときに、「自分とは、この身体だ。」と思うのではないかと考えています。




本能センターは、自立と自分のフィールドを確保したいと欲します。本能センターにとって自立とは、他人との境界線、経済的であったり、別居であったり、仕事の独立であったり、他者に依存しない自分の意思であったりします。

そして、
自立するとは自分のフィールドを形成して、他者をフィールド内に入らせないことです。本能センターは、自分の領域内に他人が土足で入り込んでくることを嫌がります。「世界は一体性」というものから離脱したがり、世界と自分を分断しようとします。分断することによって自分を認識し、そこから世界と関わろうとするのです。




本能センターの意識の時針は現在に向かいます。なぜなら身体は今現在にしか存在しないからです。

本能センターは
深層意識に「怒り」をかかえます。「怒り」は「攻撃と抵抗」という形に変化して現在の世界にぶつけます。

自我による性格に縛られていなければ、身体感覚から十分な安定感と充実感からくる自己感覚を感じることができますが、逆に自我による性格に縛られてしまうと自我がつくりだす怒りと抵抗の自己感覚に支配されてしまいます。


             


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